サントリーホールのPhilippe Jaroussky & L'Arpeggiataのコンサートに、大変有り難いご招待を受け、行ってきました。
先に結論を申し上げます。とにかく、素晴らしかったです!
Philippe Jarousskyは、ヨーロッパで大評判となっているらしいカウンターテノールで、まだ31の若さ(according to wikipedia)。
その独特の声は、”天使の翼を持った声”と称されている。
そして、 L'Arpeggiataとは、新進気鋭のバロック音楽のアンサンブル。テオルボ、
リュート、プサルタリー、バロックコルネット、バロックバイオリン、バロックギター、ハープシコード、パーカッションなど楽器、プラス女性ボーカリストで構成されている。(ここでは書ききれませんが、このボーカリストの方もまた凄い方でした)
バロック音楽に馴染みがなく、因って何を期待していいかわからなかったが、まあ何というか、見事なサプライズ。
クラシック、フォーク、ジャズ、ポップス、どの分野にも通じるvibeがあり、Monteverdi, Galleazziなと17世紀の作曲家メロディーが親しみやすく予想外にポップで、音楽というものの力強さが実感できる貴重な体験でした。
興味のある方は、こちらのURLを覗いてみて下さい。
http://www.teatrodamore.com
ついでに、
MCというものが一切なかったのも新鮮でした。音楽が一切途切れることがなく、ホールから出た時に見た夜空でさえ、バロックに見えました。
Davy Bergier 氏による remix 完成。遊び心満載のhouseヴァージョン。YONGENの違った一面も引き出してくれていてスゴく気に入っている。トップページのプレイヤー二曲目にアップしました。是非聴いてみて下さいませ。
Davyは東京に来て3年のフランス人作曲家、ギタリスト、リミキサー。で、才能ある画家でもある。出会ったのは六本木ヒルズSTARBUCKS。(相性のイマイチ良くないヒルズだが、こんなに好いこともあるのだ!!!)
そのとき彼は淡々とスケッチブックに細密画を描き連ねていた。それはそれは幻想的、独創的で見惚れて話しかけたら実は自分もミュージシャンだと言う。
これはとんでもない出会いなんだと思っている。
写真はDavyの日本でのデビューアルバム、SMILING MACHINE.